メタボリックシンドローム時の高血圧目標値
メタボリックシンドロームの場合、高血圧の診断基準値は普通の人の高血圧診断基準値より厳しくなります。メタボリックシンドロームを持っている人の場合、心筋梗塞や狭心症などの危険性がメタボリックシンドロームでない人よりも高くなるからです。
メタボリックシンドロームでの血圧目標値は若い人や中年の人で高い方で130mmHg、低い方で85mmHg未満、高齢者の人で140mmHgと90mmHg未満となっています。
高齢者の人の高血圧目標値が少し高めに設定されているわけは、高齢者の場合、加齢、老化である程度動脈硬化が進行している事、血圧を下げる事よりによって、身体の中で血流の不足が起きる心配があり、そちらの方の影響が大きい事があるからです。
さらに、糖尿病や腎臓病を併発している患者さんの場合は、治療の目標値が少し低めの高い方が130mmHg、低い方が80mmHgとなっています。糖尿病や腎臓病の場合、高血圧によって臓器の障害の進行が促進されやすい状況だからです。
